2010年に結成された5人組で、トリプル・ギターによる演奏の厚みと、自分らしさを探し求め、孤独感や傷ついた心を丁寧に描くナイーヴな詞(の現代性)が特色。ソングライティングは初期バンプを思わせつつ、“僕らの自分戦争”を筆頭にキャッチーな楽曲揃いで、少年っぽさを残した歌声も耳に残る。カントリーやモータウン風など、音楽的チャレンジも忘れない、堂々のファースト・フル・アルバム。