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90sを席巻したグランジ・シーンの伝説だけに、影響下にあるアーティストは世界中に散らばっている。日本では本作を12組で丸ごとカヴァーした『NEVERMIND TRIBUTE』もリリースされているほどで、MAN WITH A MISSIONやONE OK ROCKをはじめ、9mm Parabellum BulletやSiMら人気者たちが勢揃い。 *山口
レッド・ホット・チリ・ペッパーズやニルヴァーナなど、90sのミクスチャー・ロックやグランジ~オルタナからの多大な影響を感じさせる狼男たち。DINOSAUR PILE-UPとも相通じるルーツをアップデートさせたキャッチーなサウンドはすでに国外でも轟いており、今年は全15公演に渡る北米横断ツアーも大成功! *鬼頭
初期ニルヴァーナ風のUKバンド、ウィッチーズのUSツアーも援護した、グランジ/オルタナ・リヴァイヴァルの筆頭株。ART-SCHOOLがスティーヴ・アルビニと組んだヘヴィーなグランジ盤『BABY ACID BABY』をリリースした当時、木下理樹も「彼らの存在がデカかった」と発言していましたっけ。 *土田
オルタナ~グランジの特性でもある殺伐とした空気感を、アメリカン・ハード・ロック的な重さと馬力のあるバンド・サウンドで叩き付ける孤高のシンガー・ソングライター。彼の音楽的ルーツもDPUと重なる部分は多いが、アウトプットの方向性はそれぞれなので、聴き比べてみるのも一興かと。 *鬼頭
〈ヘヴィー・ロック界のレディオヘッド〉と称され、常に大胆な革新を続けているシーンのカリスマ。DIR EN GREYの薫は音楽に目覚めたアーティストのひとつとして、acid androidはカッコ良いギター・リフを求めたきっかけとして挙げる彼ら。なぜか日本語が表題の最新作でも美麗な轟音が強烈に渦巻いてます。 *山口
90sパワー・ポップの代名詞と言っても過言ではない彼ら。ねごとの蒼山幸子やQOOLANDの平井拓郎などの新世代もフェイヴァリットに挙げるなど日本での支持は厚いが、逆にフロントマンのリヴァース・クオモは親日家でも有名。アリスターのスコット・マーフィと全編日本語詞のオリジナル作も発表している。 *鬼頭
こちらは90sパワー・ポップの申し子!? ファウンテインズ・オブ・ウェイン、スローン、ジェリーフィッシュ……と、シーンの立役者たちの姿が一枚のなかで次々と現れるのが、グラスゴー発の5人組による本作。HOLIDAYS OF SEVENTEENやフジファブリックにも同じ顔の浮かぶ作品があったような。 *土田
ウィーザー直系の音を鳴らしたデビューから10年以上経過し、いまや後藤正文を中心とするレーベルからレンタルズを送り出すまでに。さらには国内外のラインナップが揃う〈NANO-MUGEN FES.〉や自身の作品を通じて、日本のギター・ロックと多様な音楽シーンとの架け橋であり続けている。 *土田
キッスやメタリカ、そしてDPUのルーツにも通じるブラック・サバスといったハード・ロック/ヘヴィー・メタルをファストコア化した最新作。つまりは一撃必殺の超キャッチーなリフが満載で、さらにはフロントマンのフェイヴァリットがレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンときたら、DPUファンは聴くしかないでしょ! *土田
先頃メジャー・デビューを果たし、現在ライヴハウス・シーンで勝ち上がりはじめている4人組。USエモ~メロコアの骨太さや爽快感がベースにありつつも、そこから余裕ではみ出して行く卓越したアレンジ力と、最高に人懐っこいメロディーは、幅広いロック・リスナーに届く可能性に満ちている。 *山口