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NIRVANA Nevermind DGC/Geffen(1991)

90sを席巻したグランジ・シーンの伝説だけに、影響下にあるアーティストは世界中に散らばっている。日本では本作を12組で丸ごとカヴァーした『NEVERMIND TRIBUTE』もリリースされているほどで、MAN WITH A MISSIONONE OK ROCKをはじめ、9mm Parabellum BulletSiMら人気者たちが勢揃い。 *山口

 

 

MAN WITH A MISSION Tales of Purefly ソニー(2014)

レッド・ホット・チリ・ペッパーズニルヴァーナなど、90sのミクスチャー・ロックやグランジ~オルタナからの多大な影響を感じさせる狼男たち。DINOSAUR PILE-UPとも相通じるルーツをアップデートさせたキャッチーなサウンドはすでに国外でも轟いており、今年は全15公演に渡る北米横断ツアーも大成功! *鬼頭

 

 

CLOUD NOTHINGS Here And Nowhere Else Carpark(2014)

初期ニルヴァーナ風のUKバンド、ウィッチーズのUSツアーも援護した、グランジ/オルタナ・リヴァイヴァルの筆頭株。ART-SCHOOLスティーヴ・アルビニと組んだヘヴィーなグランジ盤『BABY ACID BABY』をリリースした当時、木下理樹も「彼らの存在がデカかった」と発言していましたっけ。 *土田

 

 

小林太郎 IGNITE STANDING THERE,ROCKS(2014)

オルタナ~グランジの特性でもある殺伐とした空気感を、アメリカン・ハード・ロック的な重さと馬力のあるバンド・サウンドで叩き付ける孤高のシンガー・ソングライター。彼の音楽的ルーツもDPUと重なる部分は多いが、アウトプットの方向性はそれぞれなので、聴き比べてみるのも一興かと。 *鬼頭

 

 

DEFTONES Koi No Yokan Reprise(2012)

ヘヴィー・ロック界のレディオヘッド〉と称され、常に大胆な革新を続けているシーンのカリスマ。DIR EN GREYの薫は音楽に目覚めたアーティストのひとつとして、acid androidはカッコ良いギター・リフを求めたきっかけとして挙げる彼ら。なぜか日本語が表題の最新作でも美麗な轟音が強烈に渦巻いてます。 *山口

 

 

WEEZER Everything Will Be Alright In The End Republic(2014)

90sパワー・ポップの代名詞と言っても過言ではない彼ら。ねごと蒼山幸子QOOLAND平井拓郎などの新世代もフェイヴァリットに挙げるなど日本での支持は厚いが、逆にフロントマンのリヴァース・クオモは親日家でも有名。アリスタースコット・マーフィと全編日本語詞のオリジナル作も発表している。 *鬼頭

 

 

ATTIC LIGHTS Super De Luxe Elefant(2013)

こちらは90sパワー・ポップの申し子!? ファウンテインズ・オブ・ウェインスローンジェリーフィッシュ……と、シーンの立役者たちの姿が一枚のなかで次々と現れるのが、グラスゴー発の5人組による本作。HOLIDAYS OF SEVENTEENフジファブリックにも同じ顔の浮かぶ作品があったような。 *土田

 

 

ASIAN KUNG-FU GENERATION ランドマーク キューン(2012)

ウィーザー直系の音を鳴らしたデビューから10年以上経過し、いまや後藤正文を中心とするレーベルからレンタルズを送り出すまでに。さらには国内外のラインナップが揃う〈NANO-MUGEN FES.〉や自身の作品を通じて、日本のギター・ロックと多様な音楽シーンとの架け橋であり続けている。 *土田

 

 

快速東京 ウィーアーザワールド felicity(2014)

キッスメタリカ、そしてDPUのルーツにも通じるブラック・サバスといったハード・ロック/ヘヴィー・メタルをファストコア化した最新作。つまりは一撃必殺の超キャッチーなリフが満載で、さらにはフロントマンのフェイヴァリットがレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンときたら、DPUファンは聴くしかないでしょ! *土田

 

 

BLUE ENCOUNT TIMELESS ROOKIE キューン(2014)

先頃メジャー・デビューを果たし、現在ライヴハウス・シーンで勝ち上がりはじめている4人組。USエモメロコアの骨太さや爽快感がベースにありつつも、そこから余裕ではみ出して行く卓越したアレンジ力と、最高に人懐っこいメロディーは、幅広いロック・リスナーに届く可能性に満ちている。 *山口