元庶民で必至にお嬢様に擬態するギター少女〈鈴ノ宮りりさ〉と、政界の重鎮の天然系ご令嬢にして凶悪なドラムを叩く〈黒鉄音羽〉との邂逅により、突如インストロックバンドを結成。まるでバトル漫画?! 死ぬ気で殴り合うかの様なセッションシーンに痺れます。この2巻では、地元吹奏楽団のヘルプに入ることに。決して技術が長けているわけでは無いメンバーにもこの二人は容赦なし。演奏者も読み手も気付かぬうちに引き込まれていく様は圧巻。更には新メンバーも加入することになる急展開に。メンバーそれぞれのバックボーンへの伏線もあり、この過剰なまでに熱過ぎるバンドの行方が気になる!!