手塚治虫から始まったと言える近代日本漫画史において、大友克洋の登場は革命的な存在であったことに異論はないと考えていますが、大友以来の天才降臨!と考える漫画家が登場した。その名は龍村景一。東京藝術大学卒、大学院に進み首席で卒業。修了制作として描いた漫画作品を藝大が初めて購入したという逸話もあり。ネットミームの引用と漫画史上初めてと言える大胆なAIの活用が魅力で、トーチ掲載を経てリイド社から初の短編集が刊行されました。ひとつのスタイルに囚われないさまざまな画風に挑戦しており、まずは「ツッパリヤンキー地獄録」を体験して欲しい。来年、新連載を控えているとの噂。龍村景一から目が離せません!