大ヒット中のクラブ・バンガー“We Dem Boyz”を聴いて期待を高めていたヘッズも少なくないはず。前作『O.N.I.F.C.』から約1年半、ウィズ・カリファがメジャーでの3作目をドロップした。前哨戦的なミックステープ『28 Grams』でもケムたさ120%のスタイルを押し出していたが、アルバム本編ではよりスモーキー&トラッピーなスタイルに。カレンシーとの“House In The Hill”あたりは、以前の『Kush & OJ』時代を思わせるようなストーンドな雰囲気だし、ニッキー・ミナージュを招いた“True Colors”では『Rolling Papers』の頃を想起させるメロディアスな一面も。リック・ロススクールボーイQナズを招いてすっかり新たな装いになった“We Dem Boyz Remix”も好曲!