英国ロックの聖地・ロックフィールドにて録音された、グラスゴーの良心による通算12作目のアルバム。今作もスコティッシュらしい切ないメロディーを緩やかでグルーヴィーなバンド・サウンドに乗せて歌っている一方、いままでにはない哲学的で何かを悟ったような清々しさを感じさせる作品だ。CSNを彷彿させる、いつも以上に多用されたコーラスも最高に良い。