米ビルボードが2007年から主催してきた〈Billboard Women In Music〉では、音楽業界に貢献し、その活動を通じて女性たちをエンパワーメントしたアーティストを毎年〈ウーマン・オブ・ザ・イヤー〉として表彰している。同イベントの日本版として、2022年9月よりスタートしたのが〈Billboard JAPAN Women In Music〉だ。
2023年にイベントの第1弾が日比谷公園大音楽堂にて開催され、SCANDAL、のん、にしなの3組が熱いステージを繰り広げた。2024年の第2弾では会場をTOKYO DOME CITY HALLに移し、家入レオと加藤ミリヤがオーケストラとのコラボステージを披露した。
そしてこのたび、イベントの第3弾が2025年9月から10月にかけて東京と横浜のビルボードライブにて行われる。

CENTの活動は、これからの時代を生きる女性のロールモデルのひとつに
まず、9月22日(月)のビルボードライブ東京に登場するのがCENTだ。元BiSHの元メンバーであるセントチヒロ・チッチによる音楽プロジェクトで、ソロ活動3周年の記念日である8月20日にはミニアルバム『らぶあるばむ』を発表し、メジャーデビューを果たした。
『らぶあるばむ』にはストレートなラブソングの“堂々らぶそんぐ”や、女友達との友情を綴った“Girlfriend”といったナンバーが収録され、セントチヒロ・チッチ自身も多くの楽曲で作詞・作曲で参加している。そのほか北澤ゆうほ、詩羽、ミト(クラムボン)らを迎え、CENTらしい〈らぶ〉にあふれたミニアルバムが完成した。
CENTはセルフプロデュースで活動していることもあり、彼女のありのままの感情が楽曲やライブパフォーマンスからダイレクトで伝わってくるのも魅力のひとつ。そうした彼女だけが創造できる表現に触れてエンパワーされた女性もきっとたくさんいるはずだ。
加藤千尋名義での俳優としての活動や、ファッション、アートなど多方面で注目を集めているCENTの活躍ぶりは、これからの時代を生きる女性のロールモデルのひとつにもなり得るのではないだろうか。