今年でデビュー20周年を迎えるバンドの通算12作目は〈原点回帰〉がテーマ。スペイシーなディスコ・ポップ“ミラクルレボリューション No.9”、エモいバラードのなかにラテンの風を吹かせる“音の庭”、フレデリックとコラボした“瞳のランデヴー”など七変化する楽曲に頬を緩ませられつつ、山内総一郎が素の想いを言葉にした“音楽”にハッとさせられる。