今年で生誕25周年を迎えた士郎正宗原作のサイバーパンクSF「攻殻機動隊」。サイボーグや電脳戦による犯罪に立ち向かう主人公たち・公安9課が結成されるまでの前日譚を描いた劇場版シリーズも、この4作目でラストを迎える。
SF作家としても著名な冲方丁の脚本により、物語は過去作へのオマージュを盛り込みながらも、哲学的な命題に踏み込んでハードに展開。硬質なのに有機的な印象を与えるコーネリアスの音楽はもちろん、エンドロールを飾る高橋幸宏 & METAFIVEの幻想的なテクノ・ポップも聴きモノだ。ただ、これで9課の活躍も見納めか……と思いきや、新劇場版が2015年に公開決定!