ECMから良作を輩出続けるジャズ・ピアニスト/作曲家:アーロン・パークスが2018年から始動した〈リトル・ビッグ〉プロジェクトの3作目。特筆すべきは、本作は名盤『インヴィジブル・シネマ』以来となるブルーノート2枚目となり、ブルーノート社長:ドン・ウォズと彼自身の共同プロデュース作品。ジャズの即興音楽性をエレクトロニカ~ヒップホップ~サイケに昇華し多様なジャンルへシームレスにアクセスするこのプロジェクトの集大成。美しいメロディとタッチ、アコースティック/エレクトリック・サウンドの妙、唯一のムードを纏い紡がれる幻想的な世界。ええやんええやん。