WONDERFUL NOISE PRODUCTIONSやcatuneといったレーベルから12インチ・レコードを発表し、ビート・シーンの新世代アーティストをいち早く紹介するポッドキャスト・プログラム〈cosmopolyphonic radio〉に携わるなど、独自の活動で注目を集める日本人プロデューサー、sauce81。彼がN'gaho Ta'quia(ンガホ・タキーア)名義でのファースト・アルバム『In The Pocket』を5月21日にリリースする。
フライング・ロータスやハドソン・モホーク、ニーナ・クラヴィッツといった気鋭のアーティストを輩出している〈Red Bull Music Academy〉にも参加経験のあるsauce81は、ヒップホップやエレクトロ・ファンク、ディープ・ハウスなどの持つ黒いフィーリングをモダナイズしたドープなプロダクションで評価を集めている気鋭のクリエイター。今回の新名義では、彼のルーツといえるファンクやソウル、ゴスペル・ミュージックのエッセンスにフォーカスを当てている模様で、リリース元であるdisques cordeのSoundCloudにてアルバムのスニペットを公開中。ザラついた音像のなかから浮かび上がるコズミックかつディープな楽曲群をチェックすることができる。