親を亡くしひとりぼっちとなった姪っ子のメイと叔父の史朗との2人暮らしを描いた漫画、綿野マイコによる「かわいすぎる人よ!」。第3巻では中学2年生になり少しずつ〈大人〉というものを意識し始め悩みながらも素直でひたむきなメイと、メイの成長をそれぞれの思いと重ねながらそっとやさしく見守る史朗と周りの大人たち。メイの学校でのことや史朗の仕事や友人との事など日々の生活のことを描いたお話の数々に読んでいてほっこり。メイや友達とのやりとりや心の動き、大人たちのチャーミングさにとても幸せな気持ちにさせられ、ふとジンと来て涙腺が緩んでしまう。現在、漫画誌「ハルタ」で連載中。