

いつか終わることはわかっていたけれど、こんな日々がずっと続いていくと思っていた。
lyrical schoolは、4月19日に解散する。
これまでのように、ファンの方々に会えなくなること。ステージから初めてライヴに来てくれた方のお顔を見つけて、嬉しい気持ちになること。そして、大好きなメンバーと過ごす毎日がなくなってしまうこと。まったく実感が湧いておらず、このままだと、ラストライヴの日に一気に悲しみが押し寄せてきそうで怖くて仕方ない。いまは精一杯、目の前のライヴにベストを尽くすことに集中している。
最終回には、lyrical schoolの“朝の光”を紹介する。この曲が収録されている『LIFE GOES ON e.p.』のフィジカル版を久々に手に取ってみた。ジャケットに書かれているリリックを読み進めると、もう何度も歌ってきたにもかかわらず、その言葉選びの秀逸さに圧倒される。曲全体が纏うあたたかい空気感は、この先もリスナーの中にある忘れられない思い出をそっと包み込んでいくのだろう。ライヴで直接届けることができる最後の最後の瞬間まで、大切に歌っていきたいと思う。

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改めまして、グループの解散に伴い、今回で「スキは細部に宿る」は最終回となります。急なお知らせで申し訳ありません。そしていままで、少しでもこのページに目を留めてくださったみなさま、ありがとうございました。
デビュー直後、このコラムを始めさせていただいてからほぼ毎月、好きな1曲をセレクトして、その曲と向き合いながら言葉を紡いできました。コラムに書きたいからとライヴをたくさん観に行ったり、なかなか言語化できず気づいたら朝になってたことも、よき思い出です。これからも、ひたすら“スキ”を追求していきたいと思います!
「この先のストーリーなんてマジ分からない」。だから、きっとまたどこかでお会いできるはずです……!
lyrical schoolのhanaでした。


【写真と文】hana:8人組のHIP HOPユニット、lyrical schoolでMC/ヴォーカルを担当。最後の東名阪ツアー〈lyrical school tour 2026 “GOODBYE”〉は4月11日の大阪・hillsパン工場、12日の名古屋・RAD NINEを経て、19日の東京・恵比寿LIQUIDROOMでファイナルを迎えます。詳細は〈https://lyricalschool.com/〉にて!
