1980年代末のクラブシーンを沸かせた〈踊れる歌謡曲〉がついに復活! 小泉今日子のリミックスアルバム『Fade Out』が待望のアナログ盤となって2026年秋にリリースされることが決定した。
〈お茶の間にハウスを〉をキャッチコピーに、1989年に近田春夫がプロデュースした“Fade Out”は、日本のクラブシーン創世記に芝浦GOLDを中心に支持を集めた重要な作品。その12インチレコード盤としてU/M/A/Aより発売される『Fade Out Remixes』には、“Fade Out”の2026年リマスターとなるオリジナルバージョンと、近田春夫&OMB、寺田創一、藤原ヒロシら豪華アーティスト陣による秘蔵リミックスが収録される。
なお、現在ヨーロッパのディガーたちの間で再評価されリバイバルブームとなっている〈和製テクノ歌謡〉の中核とも言える『Fade Out』は、クラブミュージックの名門ラッシュ・アワーよりヨーロッパでも流通される。
小泉今日子は『Fade Out』について次のように語っている。
当時テレビの歌番組とかツアーで歌うと、みんなの目がテンになる。『付いてきて、みんなー』って思いながら歌っていたのはよく覚えてます(笑)。でも、それまでのファンには目がテンだけど、また別の人たちが聴けば『この曲、カッコいい!』と思ってくれる。当時、DJの人がよくかけてくれたんです。だから、あそこで近田さんが舵を大きくグイッと切ってくれたことはホントに大きかった。あのとき『アイドルなんだからポップスでいきましょう』って近田さんが言ったら今の私はいない。
出典:音楽ナタリー 「渋谷系を掘り下げる Vol.14」
https://natalie.mu/music/column/406266/page/2
また、ジャケットデザインには、数々の広告やアートディレクションで異彩を放つ、日本を代表する視覚ディレクターの河野未彩を起用し、視覚的にも魅力あるアナログ盤に仕上がっている。
日本のカルチャーアイコンとして、今なお進化し続けるKyon2こと小泉今日子の、ジャパニーズアンダーグランドシーンにおける貴重な功績を刻んだ、枚数限定の希少なアナログレコードとなる『Fade Out Remixes』。ぜひ予約して確実にゲットしよう。
RELEASE INFORMATION
リリース日:2026年秋
形態:12インチアナログ盤
価格:4,400円(税込/予定)
TRACKLIST
A1. Fade Out
A2. Fade Out (LUNASUN Remix by Haruo Chikada & OMB)
AA1. Fade Out (Soichi Terada Remix)
AA2. Fade Out (MOODY STRINGS MIX)
■『Fade Out Remixes』収録曲
A1. Fade Out
著名なアーティストを多数手がけるKIMKEN STUDIOの木村健太郎のマスタリングにより、歌謡曲としてのマナーに則った原曲から、ダンスフロア映えを意識したベースラインやリズムが際立つ仕上がりとなり、ハウスミュージックとしての魅力をさらに開花させた仕上がりとなっている。
A2. Fade Out (LUNASUN Remix by Haruo Chikada & OMB)
2023年頃に制作されたバージョン。コロナ禍のためお蔵入りとなっていたが、二人が定期的にセッションを重ねる逗子のスタジオに近い葉山うみのホテルで開催されたパーティ〈HAYAMAtic! 2025〉への出演をきっかけに、パーティの主催であるレーベルU/M/A/Aチームとの海辺の交流を経て晴れて発表へと繋がった。
AA1. Fade Out (Soichi Terada Remix)
ヨーロッパを中心に絶大な支持を集めるレーベル〈Rush Hour〉から約10年前にリバイバルリリースされた音源により世界中の音楽ファンを魅了する寺田創一。国内外のフェスで人気を博すジャパニーズハウスレジェンドが、LUNASUNからの依頼により同じく2017年頃に制作した貴重な未発表バージョン。
AA2.Fade Out (MOODY STRINGS MIX)
1990年にラジオ番組の企画から生まれた非売品プロモーションCD『出光エナジーステーション コイズミスーパーリミックスコンテスト』にて藤原ヒロシがリミックスを手がけた。2026年4月開催の〈Rainbow Disco Club〉最終日のヘッドライナーを務めるなど、世界的な人気を博すDJで〈Rush Hour〉のオーナーでもあるAntal氏が以前より気に入っていたリミックスバージョン。本作の海外流通を委託する縁から収録に至った。
