コラム

DOGMA、パーソナルな作風に入り込んでSATELLITE時代とも違う魅力を窺わせた初のソロ・アルバム

【特集:鎖GROUP×BLACK SWAN】 Pt.2

DOGMA、パーソナルな作風に入り込んでSATELLITE時代とも違う魅力を窺わせた初のソロ・アルバム

DOGMAがソロ・デビュー!!

 恒例の2枚同時リリースがMSCとのカップリングになったことからもわかるように、かねてからコアな支持を集めてきたDOGMAはある意味で鎖GROUPのカラーを体現した存在なのではないか。昨年からの連鎖リリースではD.OPONYらのいずれも集団リレーに客演して不敵な存在感を匂わせてきたが、初のソロ・リリースとなる今回の『GRASS HOUSE』では、パーソナルな作風に入り込んでSATELLITE時代とも違う魅力を窺わせている。

DOGMA GRASS HOUSE 鎖GROUP(2015)

 MSC周辺でお馴染みだったHARD TACKLE 66T.TANAKAとリンクしたドープな2曲では練馬のDUTCH MONTANAMEGA-Gとのハードな絡みが最高。とはいえ、聴きどころは聖書も引用しながら淡々と憎まれ口を叩く“GO HOME”、そこからのディープな“杉並区(Miyamae Suginami City)”、そしてJemapurのアウトロに至る流れだろう。このグロテスクな世界に触れれば、もっと長い尺でも聴きたくなるはずだ。

 

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