ヒューストンの歌える重鎮MCことZ・ロウが、前作から1年弱という短いスパンで続編的なアルバムをリリース。レーベル離脱にまつわる騒動の行方は不明で、本作の成り立ちも不明瞭だが、イントロから自慢の喉をフル活用した歌フロウが炸裂すればそんなの関係ねえ! リック・ロスとのコラボも主役の歌唱が冴える最高の組み合わせ。哀愁漂うメロディーも増量で、サウス好きのみならずR&Bファンにもがぶり寄りの好内容だ。