メランコリックなサウンドスケープを描き、海外でも高く評価されている京都出身のトラックメイカー、Cuushe。彼女は今年4月に新作EP『Night Lines』を発表したばかりだが、同作の収録曲“Shadow”をLAのシンセ女子、ナイト・ジュエルがリミックスした音源がSoundCloudで公開されている。
ドリーミーな宅録ディスコ・ファンクがナイト・ジュエルの真骨頂。ダンサブルで夢見心地な原曲に、自身のカラーを柔軟に織り交ぜた素晴らしい出来栄えだ。ちなみに、このリミックスも『Night Lines』に収録されている。
また、Cuusheは先日NYの音楽マガジン「The FADER」のサイトにミックス音源を提供したばかり。こちらは〈邦楽縛り〉となっており、Crystal Kayやくるり、フィッシュマンズといった10代の頃に親しんだと思しき顔ぶれから、Madeggやspazzkidらネット・シーンのビートメイカー、5lackなどのヒップホップ勢、冨田勲にラーメンズまでが繋がれており、興味深い内容。音源にはCuushe本人の淡いコーラスも添えられている。