2021年8月27日にリリースされた洋楽アルバムの情報をまとめました。Mikikiの注目盤を7作セレクトしています。該当作品からのミュージック・ビデオ、TOWER RECORDS ONLINEの商品ページ、SpotifyとApple Musicなどのリンクもあわせて掲載していますので、新譜ガイドとしてお役立てください。
ビッグ・レッド・マシーン(Big Red Machine)『How Long Do You Think It’s Gonna Last?』
ナショナルのアーロン・デスナーとボン・イヴェールのジャスティン・ヴァーノンによるプロジェクトの2作目。テイラー・スウィフトたちと生み出した親密な音楽。
BIG RED MACHINE 『How Long Do You Think It’s Gonna Last?』 Jagjaguwar/BIG NOTHING(2021)
チャーチズ(CHVRCHES)『Screen Violence』
UKを代表するエレクトロ・ポップ・トリオの4作目。フェミニズム、キャンセル・カルチャー、SNS……デジタル世界のさまざまな様相を映した意欲的な一枚。
ホールジー(Halsey)『If I Can’t Have Love, I Want Power』
カリスマ的シンガーがトレント・レズナーとアッティカス・ロスをプロデューサーに迎えた4作目。アーティストとして女性として母として思うことを書き留めた一作。
HALSEY 『If I Can’t Have Love, I Want Power』 Capitol/ユニバーサル(2021)
インディゴ・デ・ソウザ(Indigo De Souza)『Any Shape You Take』
米ノースカロライナを拠点とするソロ・プロジェクトの新作。ブラッド・クックをプロデューサーに迎え全開にする、インディー・ロックの旗手としての存在感。
INDIGO DE SOUZA 『Any Shape You Take』 Saddle Creek/BIG NOTHING(2021)
ナイト・ジュエル(Nite Jewel)『No Sun』
米LAの〈DIY歌姫〉による約4年ぶりとなる5作目。電子楽器の硬質な響きなどを活かしてエクスペリメンタルな色を強めた、美しく妖艶なエレクトロ・ポップ。
ターンスタイル(Turnstile)『GLOW ON』
USボルチモア出身のハードコア・バンドによるサード・アルバム。ブラッド・オレンジが参加、圧倒的な熱量と洒脱なセンスで新時代のパンクを提示する重要作。
ウォーター・フロム・ユア・アイズ(Water From Your Eyes)『Structure』
ブルックリン拠点のデュオによるセカンド・アルバム。エレクトロニクスを大胆に導入した精緻なプロダクションとダイナミズムを同居させたインディー・ポップ。