フランツ・フェルディナンドアレックス・カプラノスがプロデュースしたデビュー作から3年ぶりとなる2枚目のアルバム。かねてよりポップであることへのこだわりを公言してきた彼ららしく、本作もソングライティングに重きを置いた、上品かつウェルメイドな仕上がりに。ギター・ロック的なバンド・サウンドでありながら、ダンス・ミュージックとも結び付くそのしなやかさは、キツネに所属するグループならではの特色か。