セラー・スー、制作陣を一新してライのロビン製アンビエントなど振り幅持たせつつブルージーなレトロ路線も流石な新作

2015.05.19

エイミー・ワインハウス以降の世代感を備えたシンガー・ソングライターとして、ロックスあたりと並び称される格好でベルギーから登場したセラー・スー。処女作『Selah Sue』はパトリスファーホットといったドイツ人脈の尽力が光る逸品だったが、今回は制作陣を一新してロビン・ハンニバルルドウィグ・ゴランソンを中核に据え、スモーキーな歌声の豊かさを前とは違う角度から届けてくれている。ブラコン調の伸びやかなグルーヴが快い先行シングル“Alone”(ホイットニーが急逝した夜に作ったそう)をはじめ、持ち前のレゲエ趣味を埋め込んだトリップ・ホップ“Fear Nothing”などを振り幅の両端に、ロビンらしいアンビエント系でもゆったり浮遊。ブルージーなレトロ路線も流石の味わいで、今回も文句ナシ!

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