2014年にファースト・アルバム『Nostalgical Parade』をリリースしたEmeraldが、本日7月8日にセカンドEP『2011 ep』をリリース。収録曲“ふれたい光”のMVが公開中だ。

2011年に東京都で結成された5人組のEmeraldは、バンドのホームページでも〈ポップ・ミュージック発ブラック・ミュージック経由ビルボード/ブルーノート行〉と掲げているように、昨今のモードともいえるアーバンな空気と多彩なサウンド志向を覗かせながら、純度の高いポップスを生み出している。そのレイドバックした歌声と浮遊感、ジャジーな旋律とブラック・ミュージックのエッセンスは、フィッシュマンズからロバート・グラスパーまで想起させるはずだ。

この度リリースされる『2011 ep』には、上掲の“ふれたい光”やTAMTAM“Quiet Town”のカヴァーを含む全5曲を収録。このカヴァーも聴きもので、〈21世紀型ダブ・バンド〉を謳うTAMTAMの原曲を、ネオ・ソウル~〈グラスパー以降〉を感じさせるアンサンブルにシューゲイズなギターも交えた独自の解釈を施している。

ちなみに、8月29日(土)には同EPのリリース・パーティーを新宿MARSで開催。こちらにはEmeraldに加えてOrlandの出演もアナウンスされている(詳細はこちら)。