粋にキメる夏のテーマソングはこれでキマリ!!
今年2月にミニ・アルバム『Primera』でメジャー・デビューを果たし、結成から3周年を迎えたEspecia。
三ノ宮ちか「改めて一致団結してがんばろうという思いが強くなりましたね。ライヴ前は絶対に円陣を組んでます」
冨永悠香「以前は、ファンの方にライヴの雰囲気を任せてしまうこともあったんです。でもいまは〈みんな、ついてきて!〉って言えるようになってきました。責任感が強くなってきたかな」
そんなふうに3年間の成長を話す彼女たち。その年月を通じて、AORやフュージョンの要素を交えたアーバンな音楽性もEspeciaの特徴として確立されてきた。
悠香「アイドルさんと一緒のイベントに出ると、独特の雰囲気が出るなっていうのは自分たちでも思いますね」
三瀬ちひろ「最初は馴染みがなかったタイプの音楽だったんですけど、でも自分のフィルターを通して表現していくにつれて、曲の持つムードとかをわかってきたかな。いまは自然と揺れてしまう感じです」
森絵莉加「自分たちの年齢からするとちょっと背伸びしてる曲かなと思うんです。だけど、80年代の音楽を知ってる人が聴いても懐かしいと思ってもらえて、私たちの年代が聴いてもオトナっぽくてオシャレって思える、みたいな」
一方、メジャー・デビュー作『Primera』では若旦那がリード曲“We are Especia ~泣きながらダンシング~”をプロデュースしたことで、新たなファン層へのリーチもあったようで……。
悠香「リリース後に若旦那さんとツーマンライヴをさせていただいたんです。そういう機会に異色の2組が交わることによって、新しく私たちの音楽を聴いてもらえて嬉しかったです」
絵莉加「最初は受け入れてもらえるか不安やったんですけど、両方のファンの皆さんが一緒になって、肩を組んじゃうくらい盛り上がってくださったのが微笑ましかったですね(笑)」
そんな貴重な経験を経て、両A面によるメジャーでの初シングル『Aviator/Boogie Aroma』がリリース! 今回も馴染みのSchtein&LongerとPellyColoがそれぞれの楽曲を手掛け、期待を裏切らない内容に仕上げられている。
悠香「曲を聴いた時に〈ザ・Especia!〉って思いました。超カッコいい!」
脇田もなり「私は“Aviator”を聴いたとき、飛行機の操縦席が舞台でブーンって空を昇っていくイメージでしたね(笑)」
ちひろ「“Boogie Aroma”は音も爽やかな感じですよね。夏のリリースなので海やビーチで聴いてほしいです。レジャーシート敷いて、パラソルさして、デッキを持ってきてCDを入れて……」
本人たちもそんな妄想を膨らませちゃう通り、どちらのナンバーも夏のテーマ曲になりそうな仕上がり。MVにもひと味違うこだわりがぎっしりだ。
悠香「“Aviator”はカセットデッキを肩に乗せながら、80年代のCMっぽい感じで歌ったんです」
絵莉加「大きいデッキは30kgくらいあったんちゃう? それを乗せながら笑顔でリズム取らなあかんから、めっちゃ大変やったよな(笑)」
もなり「私だけ重くて持てなくて(涙)。結局、後から編集で消すことにして、補助の人に持ってもらってるんですけど……バランスがおかしいんですよ(笑)」
強力なシングルを引っ提げて、ここから3年連続出演のTIFや@JAM EXPOなどの出演が続く彼女たち。この夏はどんな夏にしたい?
ちか「夏らしいライヴがしたいです。もっとフェスに出たい! あと海とかプールとかでライヴもやりたい!」
もなり「いいね~、お客さんに水をかけちゃうみたいなイヴェントをやってみたいですね」