デジタル・ミスティックズのマーラ率いるレーベル、ディープ・メディからベース・ミュージック・シーンの次世代を担う三強が揃い踏みした強烈極まりない一撃が被弾し、日本限定で銀皿化。ブリストルのカーン、ロンドンのコモド、そしてイスタンブールのガンツと言えば、それぞれが当地のシーンを背負い、またそれぞれがソロでガツガツ音源リリースしているツワモノばかり。先行曲のダークかつエクスペリメンタルな“So Familia”、エスニックでトライバルな怪しさが漂う“Amk”、不穏な声ネタが延々とこだまするキラー・ダブ“Crystal Collect”などなど、全6曲ながら胃もたれは必至。重厚にしてマッシヴなベース・サウンドが充満した本年度重低音界における最重量盤にして最重要盤だ。