〈ミスター・ソウルマン〉ことサム・ムーアの生誕80周年記念ライヴが、12月2日（水）～4日（金）にブルーノート東京で開催される。
その偉大な経歴を改めて辿ると、61年にデイヴ・プレイターとサム&デイヴを結成し、名門スタックスより“Hold On, I'm Comin'”“Soul Man”などの歴史的なヒット曲をリリースし、ソウルの頂点に立つ。88年に交通事故で盟友のデイヴが亡くなってからも、メンフィス・ソウルの顔役としてステージに立ち続けるサムは、後進からのリスペクトも絶大。92年にロックの殿堂入りを果たし、2006年の近作『Overnight Sensational』ではエリック・クラプトンやブルース・スプリングスティーン、ボン・ジョヴィ、スティングなど錚々たる面々とのコラボを繰り広げ、グラミーの栄冠にも輝いた。2013年にアメリカのホワイトハウスで開催された〈メンフィス・ソウル・ナイト〉で、ジャスティン・ティンバーレイクやアラバマ・シェイクスら若い世代も集まるなか、シーンの第一人者としての存在感を放っていたのも記憶に新しい。
そんなサムの傘寿を祝う今回のメモリアル公演では、トータス松本（12月2日）やゴスペラーズ（12月3日）、THE BAWDIESのROY（12月4日）と、ソウルをこよなく愛する日本の豪華ゲスト陣が日替わりで参加して華を添える。真のレジェンドによる全身全霊のヴォーカルをお聴き逃しなく!
