Mikikiに掲載しているレヴュー記事の、12月14日~12月20日の週間アクセス・ランキングを発表します!
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1OTHER
花澤香菜 「Live Avenue Kana Hanazawa in Budokan」 “恋愛サーキュレーション”も披露、2015年5月の公演がBD化
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2JAPAN
ぱいぱいでか美 『レッツドリーム小学校』――川本真琴、澤部渡、植野隆司らが楽曲提供した衝撃のファースト作
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3JAPAN
skillkills 『DOPE THIS WAY』 執拗に練られた変則的かつ揺らぐリズムでよりグルーヴィーに進化した初EP
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4JAPAN
RAU DEF 『ESCALATE II』 PUNPEEが総合プロデュース&SKY-HIやMARIAに5lackらの助演もある初作の続編
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5JAZZ
ベン・モンダー 『AMORPHAE』 アンドリュー・シュリルら参加、音数少なめながら隙間の少ない演奏並ぶ新作
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6JAPAN
YOLZ IN THE SKY 『HOTEL』 ある種の構築美すら感じさせるサウンド・デザインの3年半ぶり新作
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7POP / ROCK
ヒア・ウィ・ゴー・マジック 『Be Small』 ドナルド・フェイゲンがインディー・シーンに接近したような(!?)新作
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8DANCE / ELECTRONICA
セバスチャン・ザンガー 『Children Of M』 ベルリンの俊才の新作は抜群の深度と浮遊感湛えたダブ・テクノ盤
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9R&B / HIP HOP
セイナボ・セイ 『Pretend』 メイシー・グレイとアデルの間行く歌唱が◎、北欧でヒットした“Younger”含む初作
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10WORLD
ンボングワナ・スター 『From Kinshasa』 元スタッフ・ベンダ・ビリリのメンバー率いる強烈にパンクでサイケデリックな初作
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11JAZZ
デクスター・ストーリー 『Wondem』 エチオ・ジャズなど東アフリカ音楽下地にしたグルーヴ絵巻展開する2作目
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12JAPAN
YYoYY 『わいわいおーわいわい』 SeihoやDE DE MOUSEら参加、医師2人と猫から成るユニットのLHW?からの初作
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13JAPAN
星野源 『YELLOW DANCER』 詩情損なわずソウルやジャズ~R&Bに取り組み豊かなグルーヴ獲得した4作目
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14DANCE / ELECTRONICA
サリヴァ 『Be Me』 カップ・ケイヴの名でも知られるフランソワ・ブランジェの極上ニューエイジ~アンビエント作がCD化
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15DANCE / ELECTRONICA
レヴォン・ヴィンセント 『Levon Vincent』 NYの地下ハウス牽引してきたプロデューサーの初アルバムが日本限定でCD化
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16CLASSICAL
レナード・バーンスタイン 『ブラジル風バッハ第5番&センセマヤ~ラテン・アメリカン・フィエスタ』 63年の傑作が復刻
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17OTHER
フランク・ブレットシュナイダー 『Isolation』 ミニマル&デリケートな電子音で音と聴覚の更なる実験試みた新作
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18POP / ROCK
ブライアン・セッツァー・オーケストラ 『Rockin' Rudolph』 アニメ「フリントストーン」のテーマも引用の新クリスマス盤
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19POP / ROCK
ビル・ライダー・ジョーンズ 『West Kirby County Primary』 コーラルの元ギタリストによるシンプルでパーソナルな新作
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20POP / ROCK
リンゴ・デススター 『Pure Mood』 ミディアム主体で攻める幻夢的サウンドに不穏な雰囲気渦巻く3作目
今週のランキングは花澤香菜の武道館公演を映像化したBD、相変わらず人気の高いぱいぱいでか美の最新作がワン・トゥー・フィニッシュ。続いて登場したのは、オルタナティヴ・ヒップホップ・バンド、skillkillsのEP『DOPE THIS WAY』でした。クリス・デイヴら新世代ジャズ・ドラマーを彷彿とさせるタイム感を崩したビートに、不穏な上音やクセのあるラップが乗った、スモーキーかつダーティーなサウンドがめちゃくちゃカッコイイ!
また、8位のセバスチャン・ザンガーの新作『Children Of M』にも注目です。ドイツの電子音楽家による2作目で、無機質なビートと広がりのある残響音がフロアをずぶずぶに沈めるダブ・テクノ・アルバムとなっています。
さらに、19位のビル・ライダー・ジョーンズ『West Kirby County Primary』を要チェック! 元コーラルのギタリストとして知られる彼のソロ3作目で、バンド時代から変わらぬ艶のあるギター・プレイに加え、派手さはないものの魂にじーんと沁みてくる歌心がたまりません。旨味たっぷりのUKロック・アルバムになっています。