本国ルーマニアでは大手グローバルに移籍した歌姫のサード・アルバムは、日本での愛称〈アレスタ〉を表題にした意欲作に。アイランド作法の“I Did It Mama”やモホンビを迎えてのソカ“Balans”という先行ヒットが予告していた通り、全体のトーンはトロピカル&ブーティーな極彩色のノリで、路線変更の具合も含めて同郷の好敵手インナに近くなった印象だ。そのインナにダディ・ヤンキーを交えた昨年の“We Wanna”ももちろん収録。
アレクサンドラ・スタンが日本での愛称冠した意欲作は、モホンビやインナら迎えてトロピカル&ブーティーな極彩色のノリで聴かせる一枚
Global/ビクター