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ミルキィホームズ、四人四色のキャラクターと前山田健一ら制作の多彩な楽曲混じり合う元気いっぱいの新作『総天然色』を語る

【二次元以上。 brilliant sounds from 2D and over】 Vol.25

ミルキィホームズ、四人四色のキャラクターと前山田健一ら制作の多彩な楽曲混じり合う元気いっぱいの新作『総天然色』を語る

どんな悩みも4人のフルカラーな歌声で解決!

 カラフルな探偵の衣装に身を包んだ彼女たちの名前はミルキィホームズ。特殊能力を持つ探偵少女たちの活躍を描くメディアミックス作品「探偵オペラ ミルキィホームズ」のキャストから成る声優ユニットで、メンバーはイメージカラーがピンクの三森すずこ、黄色の徳井青空、緑の佐々木未来、青の橘田いずみ。声優がそれぞれの役柄で現実でもユニットを組んでいる点は、例えば三森と徳井が参加する「ラブライブ!」のμ'sと同じだが(奇しくもデビューは共に2010年!)、ミルキィは他のアニメ作品の主題歌も担当したり、TVでヴァラエティーの冠番組を持つなど、漫画家(徳井)や餃子評論家(橘田)といった肩書きも持つ各々の個性を活かして、〈ミルキィホームズ〉の作品世界に留まらない活動を展開しているのが特徴だ。

ミルキィホームズ 総天然色 ブシロードミュージック(2016)

 もちろんアーティストとしても、とことんハッピーで明るい楽曲&ライヴを魅力にミルキアン(=ミルキィホームズのファンの総称)を着実に増やし、2012年には日本武道館公演、2014年には横浜アリーナでイヴェントを成功させてきた。このたび完成した2枚目のオリジナル・フル・アルバム『総天然色』(読み方:フルカラー)は、そんな彼女たちの四人四色のキャラクターと多彩な楽曲が混じり合った、ミルキィらしい元気いっぱいの作品となっている。

 「平和なミルキィ! どんな時でも明るく前向きになれるアルバムだと思います」(三森)。

 「〈フルカラー〉に相応しく、どの曲もそれぞれの魅力があって。いつ聴いてもぴったりとハマるサイコロのようなイメージです」(徳井)。

 そのフルカラーぶりを特に印象付けるのが、本作のリード曲“総天然色フルパワー”。前山田健一のペンによる転調の効いたメロディーに、でんぱ組.incや三森のソロ作品なども手掛ける三好啓太の次々と転換していくミュージカル風のアレンジ、そして4人のチアフルな歌声とコーラスの大合唱が押し寄せてくる、パワフル極まりないナンバーだ。

 「〈声優ならではの曲〉が歌いたいと前から話してたんですが、この曲の冒頭ではみんないろんなキャラの声で合唱してます。私は男の子をやったりオペラ風に歌ったり」(橘田)。

 「私は橘田さんの提案でセクシー・ヴォイスに挑戦しました! 直接ディレクションもしてもらって(笑)」(佐々木)。

 他にも、曲中で早口言葉に挑む“みるみるUPっぷ↑↑”から、ソカ調のお祭りソング“ミルキィアタック”、「初めての全編ユニゾン曲で、7年目に入った私たちだからこそ意味があると考えています。4人の個性が混ざり合って優しい色を感じることができる一曲」(三森)という“カラフル with you”まで、明るく華やかなムードで統一された全10曲。探偵らしい好奇心で謎解きから世界平和(!)まで引き受ける究極的にポジティヴな歌詞と、工夫の凝らされたサウンドのアトラクションが描く夢と冒険に満ちた世界は、さながらテーマパークのようだ。

 5月には本作を携えて幕張メッセでの2デイズ公演を控え、「お祭りのような、とっても賑やかなライヴにしたいです!」(徳井)と意気込む彼女たち。最後に今後の目標を訊いてみると……。

 「〈仮装大賞〉に出る! 朝帯のアニメになる(笑)!!」(三森)。

 「ミルキアンの子どもたちを増やしたい!」(徳井)。

 「おもしろいことは何でもやってみる精神でいきたい!」(佐々木)。

 「平均年齢最高ユニットです(笑)」(橘田)。

 ……と、自分たちの夢も膨らみ続けている様子。その色とりどりの夢が、これからさらに多くの笑顔を生むことだろう。

 


ライブ ミルキィホームズ 総天然色祭
5月14日(土)、15日(日)千葉・幕張メッセ イベントホールにて開催。
詳細はオフィシャルサイト〈milky-holmes.com/〉まで!

40周年 プレイリスト
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