97年から活動するオルタナティヴ・ロック・バンド、MUSIC FROM THE MARSが5月18日に9年ぶりの新作『After Midnight』をリリース。同作より“Motion”の音源が公開された。各楽器の縦横無尽なフレーズを活かし、端正にまとめ上げたアンサンブルに加えて、それらプログレッシヴなサウンドのなかでも、大きな存在感を示す歌が耳を引きつけてやまない。新世代ジャズやEthiosonic以降のアフリカン・グルーヴ・ミュージックと並べて聴きたい、フレッシュなインパクトを残す楽曲だ。
2007年のミニ・アルバム『Living in the ZOO』以来のリリースとなる『After Midnight』は、エンジニアとミックスにAxSxEを迎え、静岡のキティ伊豆スタジオにて録音。マスタリングは、U2やジャック・ホワイト、リンキン・パークの作品などで知られるUKのピート・マーハーが行い、フロントマンの藤井友信も〈バンドとエンジニア、スタッフがホントに自分が納得出来るまで手間を惜しまず丁寧に作った真の芸術作品だと思っています〉と語る(公式サイトより)自信作に仕上がったそう。レコーディングの模様は、下掲のトレイラー映像で見ることができる。
また、バンドは『After Midnight』のリリース・パーティー第2弾の開催も発表。3月に新作『UNDA』をリリースしたRS5pb(類家心平 5 piece band)とのWレコ発として、7月17日(日)に東京・青山の月見ル君想フにて開催される。口ロロ、キツネの嫁入りらが出演する6月のリリース・ツアー第1弾を含め、詳細はこちらで確認を。また、Mikikiでは、藤井友信と三浦康嗣(口ロロ)との対談を掲載予定なので、そちらも楽しみしていてほしい!