川本真琴を中心に、植野隆司(テニスコーツ)、三沢洋紀(真夜中ミュージックなど)、澤部渡(スカート)、池上加奈恵(王舟バンドなど)という強者たちが集結したバンド、川本真琴 with ゴロニャンず。彼らが2014年に発表した7インチ・シングル“ミュージック・ピンク”以来の音源となる待望のファースト・アルバム『川本真琴 with ゴロニャンず』を8月10日にリリースする。このたび、その収録曲である“プールサイド物語”のミュージック・ビデオが公開された。
同曲は川本と三沢が仲良くヴォーカルを取っており、トロピカルでファンキーなサウンドが、夏休みのようなリラックス・ムードを漂わせている。また、川本と共に作曲を担当した三沢の〈らしい〉ゆらめきが強く感じられるのも、個人的にはツボだった。
さらに岩淵弘樹と梁井一が制作した上掲のMVも素晴らしく、前半は〈GORONYANS〉とチーム名の入ったユニフォームを着た彼らが、ギターのピックをボールとして草野球に興じるシークエンスで、何より澤部のキャッチャー姿がハマりすぎている! 後半は川本の水着姿が眩しいプール・シーンで、ここでも泳ぐ澤部が非常にフォトジェニック……と、キャラの立ったメンバーの様子に注目してしまうが、とにかく〈これぞ夏!〉なサウンドにピッタリの楽しい内容だ。アルバムのリリースを待ちながら何度でも観返したい!