近年の日本のロック・シーンにおけるひとつの潮流、〈ブラック・ミュージック〉を下地にしたポップソング――タイトル曲はそこへの回答か。桑田佳祐“ヨシ子さん”の〈R&Bって何だよ〉みたいな強引さが岸田繁のスマートじゃないラップにもあって、温和な声ゆえの異物感がまた楽しい。ゲスト・ヴォーカルで参加のUCARY&THE VALENTINEは逆に都会的? “かんがえがあるカンガルー”など得意のフォーキーぶりも光る全6曲。
くるり、ブラック・ミュージック下地にしたポップソングへの回答?なタイトル・チューンやUCARY参加曲など得意のフォーキー路線も◎な新EP
スピードスター