Mikikiに掲載しているレヴュー記事の、8月22日~8月28日の週間アクセス・ランキングを発表します!
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1JAPAN
ナツ・サマー 『夏・NATSU・夏』 クニモンド瀧口のプロデュースによる〈シティー・ポップ・レゲエ〉標榜するシンガーの初EP
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2JAPAN
スピッツ 『醒めない』 力強い8ビート曲から沁み入るミディアムまで、〈醒めない〉というよりきっと熱くなる新作
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3R&B / HIP HOP
チャーリー・フェイ・アンド・ザ・フェイエッツ 『Charlie Faye & The Fayettes』 ロネッツ的ガール・ポップ路線に舵切った新作
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4POP / ROCK
デズモンド&ザ・チュチュス 『Enjoy Yourself』 !!!ファンにも◎! カリビアンなドリーム・ポップなど詰め込んだ新作
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5JAPAN
FRIDAYZ 『DO IT』 KENJI RAZORSが見い出した5人組、武骨でスラッシーなハードコアながらキャッチーな耳触りの3作目
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6WORLD
アフロ・ハイチアン・エクスペリメンタル・オーケストラ 『Afro-Haitian Experimental Orchestra』 トニー・アレン中心の演奏集団初作
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7DANCE / ELECTRONICA
マーク・バロット 『Sketches From An Island 2』 エスニック&アコースティックなダウンテンポなどチルアウトに◎な新作
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8CLASSICAL
バーバラ・ハンニガン 「Concert Documentary」 カナダのソプラノ歌手による2014年ルツェルン音楽祭でのライヴ&ドキュメンタリーDVD
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9DANCE / ELECTRONICA
エイフェックス・ツイン 『Cheetah EP』 最新のATワールドに酔え! 7月に緊急リリースされた新作
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10JAPAN
空気公団 『ダブル』 中村一義とのデュエット曲やU-zhaanのタブラが◎なナンバーなど〈新境地〉の楽曲揃う新作
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11JAPAN
KONCOS 『Colors & Scale』 ライヴの空間を落とし込んだような楽曲並ぶ、どこを取っても彼らの魅力が光る新作
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12JAZZ
ジム・ウェルマン 『Jim Wellman & Guests』 ロイ・エアーズら参加、UKアシッド・ジャズ界隈の興奮蘇る新作
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13POP / ROCK
セーレン・ジュール 『This Moment』 インディアンズ改め本名で4ADより再出発、エレクトロニカ仕掛けフォーク・ポップ展開した新作
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14JAPAN
VA 『ROCK IN DISNEY 〜Season of the Beat』 大森靖子×fox capture planのコラボなど強力なラインナップ
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15POP / ROCK
ルー・ローズ 『Theyesandeye』 霞がかったサイケ感と憂いある歌声がディープな世界へ誘うソロ新作
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16JAPAN
小林香織 『メロディ』 T・スウィフト、A・キーズ、クラプトン、B・スキャッグス他、初のカヴァー・アルバム
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17JAZZ
ダイレクターサウンド 『Into The Night Blue』 ポスト・クラシカル好きからVIDEOTAPEMUSICファンにも◎な新作
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18POP / ROCK
ジェイク・バグ 『On My One』 ノエルやローゼズの影響咀嚼し、得意の生ギター&ビターな歌声の蒼い切迫感が◎な新作
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19POP / ROCK
アヴェット・ブラザーズ 『True Sadness』 ふたたびリック・ルービンと組んで我流ディスコなど新たなサウンドに挑戦した新作
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20OTHER
トッド・ヘインズ、ケイト・ブランシェット 『キャロル』 ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラ夢の競演!
ナツ・サマーの初EP、スピッツの新作に続いて3位にランクインしたのが、チャーリー・フェイ・アンド・ザ・フェイエッツのアルバム『Charlie Faye & The Fayettes』。記事内で〈テキサスのスクーターズ発見!〉と紹介されているとおり、3人の女性シンガーがハーモニーを重ねて、オールディーズ風ポップスを奏でています。ガーリーでロマンティックなムードに、個人的にはピペッツ以来のトキメキを感じてしまったり……。
そして4位のデズモンド&ザ・チュチュス『Enjoy Yourself』にも注目。南アフリカを拠点に活動するギター・バンドのサード・アルバムで、前2作同様にトロピカル色濃いインディー・ポップが魅力的です。加えてリズム面ではファンクネスが増した気も。本国でも高評価を受けているようで、なんと南アフリカのグラミー賞と言うべき〈サウス・アフリカ・ミュージック・アワード〉では最優秀ロック・アルバムに選出。9月末には同郷のショートストローとカップリングでの来日ツアーも決定していますよ!
また、11位にランクインしたKONCOSの新作『Colors & Scale』もいまチェックしてほしい一枚。元Riddim Saunterの古川太一と佐藤寛にドラマーの紺野清志を加えて、パンキッシュな疾走感に溢れたソウル・ミュージックを鳴らしています。結成当初は室内楽的なピアノ・ポップスに取り組んでいた彼らが、いかに現在のサウンドに辿り着いたのか――Mikikiでは以前に掲載したロング・インタヴューでその足取りを余すところなく語ってくれていますので、そちらもぜひ読んでみてください!