パンキッシュなブルーグラスフォークを身上とするアヴェット・ブラザーズが、リック・ルービンと組むのはこれで4度目。前作ではいつになくハートウォーミングなハーモニーを聴かせてくれたが、今回はその延長線上でシンセ・ベースを使った我流のディスコ曲“Satan Pulls The Strings”など新たなサウンドに挑戦している。もともと型破りなバンドだったとはいえ、大胆なリズム・アプローチに驚くファンは多いはずだ。