ロンドン出身のサックス奏者シャバカ・ハッチングスはザ・ヘリオセントリックスやサン・ラ・アーケストラ等に参加しアフロ~スピリチュアル街道を着実に歩む一方、所属するサンズ・オブ・ケメット、メルト・ユアセルフ・ダウンの他、ジョニー・グリーンウッドの作品にも関わるなどUK新世代ジャズの裏の顔として君臨する。ジャイルス・ピーターソンのブラウンズ・ウッドから南アフリカのジャズメンを率い発表された初リーダー作はアーケストラ等で得たスピリチュアルマナーとUKジャズ的端正なグルーヴを兼ね備え、時の人カマシ・ワシントンとも比肩し得る完成度を誇る進行形のブラックジャズである。

 


ジャイルズ・ピーターソン主宰のブラウンズウッドから、サン・ラー・アーケストラのメンバーでもあるテナー・サックス奏者、シャバカ・ハッチングスの初リーダー作がリリース。静謐な雰囲気の中に熱さを感じさせる素晴らしい内容に仕上がっています。昨年何かと話題だったカマシ・ワシントンともよく比較されているようですが、フリー&スピリチュアル、アフリカンまで呑み込んだサウンドは一歩も引けを取りません!