Nintendo SwitchTM用ソフト「スプラトゥーン2」の音楽がヤバい、という記事はコチラに書きましたが、その後も新情報が続々到着。上記の記事では紹介しきれなかったゲーム内バンドを紹介させてください。ゲームそのものに興味がない人でもきっと「スプラトゥーン2」の音楽を聴いてみたくなるはずです。
ゲーム内にいくつかある遊び方のうち〈サーモンラン〉と呼ばれるバイト。そこで流れるBGMを担当しているのがシャケのバンド、ω-3(オメガスリー)。メンバーの担当楽器はそれぞれチェロ、ティンパニ、DJという異色のスリーピース・バンドで、編成だけでも変わっているのに、8分の7拍子や16分の31拍子(!)というジャンル分け不能な変態音楽を何食わぬ顔でシャケたちが奏でています。そして、そのチェロのプレイが素晴らしいのですが、中の人は徳澤青弦が担当しています!
最近になってゲーム内に新たに登場したバンド、From Bottomはヴァイオリンを含む5人組アイリッシュパンク・バンド。スプラトゥーンらしいストレートなパンク……にも関わらずヴァイオリンという要素が乗っかるだけで斬新な音楽に生まれ変わっています。〈こんなバンドが若者に人気だなんて!〉とは思いませんか? こちらも中の人が豪華で、ヴァイオリンを担当しているのは数々のJ-Popアーティストと共演してきた真部裕。そしてドラムスは小畑ポンプ氏(元すかんち)!
もう一組新たに登場したバンド、カレントリップは、トランペットやピアノ、そしてカズー(!)の奏者を含む6人組ガールズバンド。ジャズサンバ・ロックというジャンル名だけでも〈ジャズなの? サンバなの? ロックなの?〉という驚きの音楽を奏でます。こちらのバンドの中の人は、ピアノが石若駿との共作も記憶に新しい桑原あい! 他にもMIZUKI(真空ホロウ/ドラムス)、湯本淳希(トランペット)、と実力派ぞろい。
今回は、バンド編成と中の人という側面から「スプラトゥーン2」の音楽がやっぱりヤバイ、という話を駆け足でしてみましたが、いかがだったでしょうか。ゲームをやったことがない人も、サントラだけでも聴いてみませんか? そしていつの日か収録メンバーでフェスが実現されたら最高なのに、と願っております!