5周年を祝した豪華な音楽体験、それはフルオーケストラが奏でる〈旅人たちへの旋律〉
スクウェア・エニックスはこれまでに「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」シリーズなど日本が誇るRPGの傑作を数多くリリースしてきた。そんな彼らが2018年に満を持して世に解き放ったRPG「OCTOPATH TRAVELER」が大きな盛り上がりを見せている。来たる2024年3月23日、シリーズ発売5周年を記念して初のフルオーケストラコンサートを開催するのだ。
「OCTOPATH TRAVELER」はドット絵と3Dが融合した〈HD-2D〉の表現技法が使われていて、映像美や世界観は王道のそれと呼ぶに相応しい作品に仕上がっている。そんな〈王道RPG〉の世界観を支えるのが西木康智が手がけるシンフォニックで勇壮的、それでいてメロディアスな音楽なのである。
過去にはバンドスタイルによるアレンジライヴが行われ好評を博したが、フルオーケストラによるコンサートは今回が初の試み。
それを先行して体感できる音楽商品『OCTOPATH TRAVELER Orchestral Arrangements-To travel is to live-』もコンサートに先駆けて3月6日に発売される。この商品は、コンサートのために制作したオーケストラアレンジの譜面を使った新規録音で、オリジナルサウンド・トラックには無かった〈色彩豊かな展開〉〈ニュアンスの異なるオーケストレーション〉が施され楽曲のまた違った魅力を引き出している。同シリーズ作品『OCTOPATH TRAVELER 大陸の覇者』や『OCTOPATH TRAVELER II』からも選ばれた珠玉の10曲が、装い新たなサウンドで収録され、コンサートの期待を膨らませてくれる。シリーズの代表曲である“OCTOPATH TRAVELER -メインテーマ-”も原曲同様フルートや木管で奏でられたかと思えば、次第に楽器を変え原曲とは異なる展開を見せ、表情を変えていく。“リバーランド地方”では、ケルティック色の強かった原曲に対し、よりクラシカルなアレンジが施され奥行きを備えた一方で、“王道を求めて ~ 決戦2”ではオーケストラならではの迫力と、重層的でドラマティックな旋律を聴かせてくれる。
コンサートではこのCDに収録される曲以外の楽曲も多数演奏される予定で、どれだけ濃厚な音楽体験ができるのか想像すらできない。オーケストラのコンサートだからこそ体感できる〈音楽の旅〉に、さあ出かけよう。
LIVE INFORMATION
オクトパストラベラー オーケストラコンサート -To travel is to live-
2024年3月23日(土)昭和女子大学人見記念講堂
<1st>開場/開演:13:45/14:30
<2nd>開場/開演:17:15/18:00
出演:西木康智・髙橋真志・宮内継介(ゲスト)/佐々木新平(指揮)/ニューデルスタフィルハーモニックオーケストラ ※チケット完売
https://www.jp.square-enix.com/music/sem/page/octopathtraveler/concert/travel/