約2年半ぶり、メンバー・チェンジ後は初となるアルバムは、Pay money To my PainのPABLOが書き下ろした5つの新曲とライヴの定番曲とで構成。繊細なコーラスを交えた“Gone”や、獰猛なリフが疾駆する“Untitled”など、どれも重量感がありながら実に美麗。なかでも、静謐な導入から徐々に激しさを帯び、ラストはノイズの海に溺れる“The Other Side”がとにかく圧巻で、彼らが踏み入れた新たな世界が広がっている。