前のめりな4つ打ちがボトムにあるうえ、男子ツイン・ヴォーカルが滑らかにバトンを渡し合うメロディーとアクロバティックなギター・リフがともかく躍る、躍る。新世代ダンス・ロック・バンドの有望株による2作目は、テンションの高いアンサンブルでグイグイと加速する全13曲。でも、だからこそセンチなミディアムやのどかな3拍子曲といったアクセントが効いている。終盤にはドラムスの八木優樹が初めて手掛けた楽曲も!