4月25日、「スター・ウォーズ/最後のジェダイ MovieNEX」がついにリリース。これに合わせてタワーレコードでは、フリーマガジン〈tower+〉の臨時増刊号 〈別冊tower+〉をタブロイド形式で発行いたします!

別冊tower+は、タワーレコード全店にて4月24日(火)より配布スタート!
※別冊tower+の配布開始時間は店舗によって異なります。
※別冊tower+は無くなり次第終了となります。

※タワーレコードオンラインは除きます。

そしてこのページでは、別冊tower+の中身をお見せいたします!


 
 

『スター・ウォーズ』公開40周年のアニバーサリーイヤーとなった2017年。(※日本公開は1978年なので2018年は日本公開40周年。)12月15日、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が公開となった。
公開後、賛否両論を巻き起こし、日本で興行収入が70億円を超えて大ヒットとなった。「“衝撃”のスター・ウォーズ」と銘打たれたキャッチコピーもさることながら、これまでのサーガに準じたところもあれば、これまでのサーガとは一線を画した大胆なチャレンジも散りばめられた、これまでにない<新しい>スター・ウォーズとなっていることが特徴だ。

■まずは『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を振り返ろう。

●STORY
舞台は、『エピソードⅥ ジェダイの帰還』から30年後。<最後のジェダイの騎士>ルーク・スカイウォーカーが忽然と消えてしまった。今回の主人公はレイという女性。墜落している宇宙船から廃品を回収して暮らしながら家族の帰りを待っている。ひょんなことからBB-8というドロイドや脱走兵であるフィンと出会い、彼女の運命は一変してしまう。一方、帝国軍に代わってその意志を受け継いだファースト・オーダーという組織が台頭し、赤の十字型ライトセーバーを使う謎の戦士カイロ・レンが陣頭指揮を執って、ルーク・スカイウォーカーを探していた。ハン・ソロ、チューバッカ、レイア姫、R2-D2、C-3POらも加わり、フォースを巡る新たな歴史が幕を開ける。ルーク・スカイウォーカーはどこにいるのか。

●抑えておきたいポイント!

○ルーク・スカイウォーカーに代わり、新たな主人公レイが主役となったストーリー。
レイとエピソードⅣ~Ⅵまでのキャラクターや新しいキャラクターとの出会い、繰り広げる冒険、ファースト・オーダーとの戦い、そしてレイのフォースが覚醒するその時とワクワク・ドキドキがたくさん詰まっていて、大きなショックも隠された新しいスター・ウォーズだ。そして見終えた後に様々な謎の残る伏線。エピソードⅧ、エピソードⅨと伏線の回収を楽しみにさせるストーリーとなっている。

○エピソードⅠ~Ⅵに最大級の敬意を感じさせる、オールドファンにはうれしいマニアックなギミックやオマージュが盛りだくさん!
・ロー・サン・テッカ演じるマックス・フォン・シドー。
エピソードⅣにおけるターキン総督役のピーター・カッシング、エピソードⅡ・Ⅲにおけるドゥークー伯爵役のクリストファー・リーと同じ立ち位置と言える。マックス・フォン・シドーの有名な作品と言えばそう、『エクソシスト』のメリン神父役だ。J.J.エイブラムス監督は『スター・ウォーズ』と<ホラー映画>というマニアックな共通項も踏襲しているのだ。

・エピソードⅣにおけるオビ・ワン・ケノービの立ち位置と『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』におけるハン・ソロの役割。
それぞれの主人公に対してフォースやジェダイについて語り、ともにストーリーの中で主人公の保護者的な役割で大きく類似した立ち位置になっている。

・フィンのストームトルーパー時代の識別番号が<FN-2187>。
この<2187>はエピソード4でレイア姫が帝国軍に捕まった際に入れられていた独房番号と同じなのだ。

・豪華カメオ出演
素顔ではないが、『宇宙人ポール』等でも有名なサイモン・ペグがアンカー役にキャストされている。サイモン・ペグもまた有名なスター・ウォーズマニアで、“俺のものだ!”と叫んでいるシーンはサイモン・ペグの心の叫びとも受け取れる演技なのかそれとも本音なのか。
他にもストームトルーパーの中には英ロックバンドRADIOHEADのプロデューサーであるナイジェル・ゴドリッチや『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の音楽担当になるマイケル・ジアッキーノがキャストされている。エンドロールにも要チェックだ。

 

 

■そして、新世代スター・ウォーズ、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の世界を楽しもう。

●STORY
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でついに登場した伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカー。彼の出現は銀河に何をもたらすのか? 眠っていたフォースが覚醒したレイは彼のもとで修行を重ね、やがてダース・ベイダーを継ごうとするカイロ・レンとの決戦に挑んでいく。二人は“光”と“闇”のせめぎ合いの中で揺れ動き、互いに苦悩する。そんな中、銀河を二分する戦闘はますます激化。銀河の支配をもくろむ組織ファースト・オーダーを率いるのは指導者スノーク。それに立ち向かう同盟軍レジスタンスを指揮するのはレイア・オーガナ。激戦の末、しだいに窮地に追い詰められていくレジスタンス。そこで彼らが目にしたものとはいったい…? それぞれの運命に立ち向かいながら、銀河を舞台にした壮絶なバトルがいよいよ始まる! そして、ジェダイは受け継がれるのか…。

●抑えておきたいポイント!

○<衝撃>はどこにあるのか?
スター・ウォーズ史上、最大の衝撃と言えば、ダース・ベイダーがルーク・スカイウォーカーに告げた「I'm Your Father」(お前の父なのだ)だろう。
スター・ウォーズの「衝撃」=暴露と捉えられる方も多いかもしれない。もしくは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のカイロ・レンとハン・ソロの方が〈衝撃〉だったかもしれない。では、今作は何が衝撃だったのか、今作はこれまでの上映時間に限りがある「映画」の中で、シリーズ史上最もめまぐるしくストーリーが急展開しているのだ。1つは、レイとカイロ・レン、それぞれの善悪の境が揺れ動き、時には反発し、時には共感し、様々なシチュエーションでクロスオーバーして揺れ動いているど真ん中を、観客がジェットコースターのように抜けていくのだ。アクションの派手さではないが、実に見事に結末まで導いている。2つ目は、新世代の各キャラクターの本筋を彩るサイドストーリーだ。フィン、ポー、BB-8、そして新キャラクターのローズやDJは、これまでのサーガにならってのこれぞ<真>スター・ウォーズという流れで、ウィットなやりとり、バラエティ豊かで激しいアクション、そして、代名詞のスペースバトルと、この『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』を新世代スター・ウォーズと認識させる重要なピースを担っている。
新しいという点では、これまでどの作品においても前作との間に必ず空白の期間があったが『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の<直後>からスタートというのも新しい。

○“新しい”スター・ウォーズでありながら過去サーガをしっかりオマージュしたポイントを探してみよう。
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が『エピソードⅣ/新たな希望』のストーリー軸に進んでいったことは様々なポイントから見てうかがえるが、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』はどうなのであろうか。
今作は、ストーリー軸ではないが、各シーンにおいて『エピソードⅤ/帝国の逆襲』、『エピソードⅥ/ジェダイの帰還』、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を想起させるようなところが見て取れるのだ。

○『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で残った謎が解明されるのか!
①レイの出生の秘密は?
②ルーク・スカイウォーカーが隠れてしまった原因は?
③カイロ・レンの修行は何をもって完了となるのか?

○2つの太陽が沈むシーン=ルーク・スカイウォーカーの生き様
「2つの太陽が沈むシーン」はルーク・スカイウォーカーを象徴するシーンだ。『エピソードⅢ/シスの復讐』ではオーエンに抱きかかえられながら、『エピソードⅣ/新たな希望』では、オーエン、ベルへの反発、悩みを抱えた青年の気持ちを効果的に使っており、惑星は違えど、今作でもルーク・スカイウォーカーを象徴している。

○エピソードⅨや新たなスター・ウォーズサーガにつながるのか、次作以降の「カギ」、、、
・ジェダイの古文書の存在。
ミレニアム・ファルコン号内に実は古文書が見受けられるのだが、これは次作以降何を示すのであろうか。

・カジノの惑星カントニカでフィンとローズが出会った少年テミリ・ブラッグ。
本作のライアン・ジョンソン監督が製作総指揮で新たなサーガの製作がアナウンスされました。その主人公となるのか、それとも、エピソードⅨのカギとなるのか。

○明日から自慢できる!? 豪華カメオ出演やトリビア特集
・実はルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルはWキャストだった!?
実は、ルーク・スカイウォーカー役ともう1つの別役を演じていたのだ!

・ワーウィック・デイビス
『エピソードⅥ/ジェダイの帰還』でかわいいモフモフのイウォークのウィケット役を演じた彼。今回はカジノのお客さんとして紛れ込んでいる。

・R2-D2が映し出すレイア姫のホログラム
『エピソードⅣ/新たな希望』でR2-D2が映し出した「助けて、オビ・ワン・ケノービ」というレイア姫のホログラム。それが今作でも登場。オールドファンにはうれしすぎる演出。

・あのジェダイマスターも登場
しっかり経年している姿で登場。もちろんオリジナルのフランク・オズが声を担当している。

・“悪い予感がするぜ”のセリフはあのキャラが
スター・ウォーズを代表する名セリフ「悪い予感がするぜ」。毎度おなじみとなっているが今作は意外なあのキャラが。

・ギャレス・エドワーズ
2016年公開のスピンオフ『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』監督だ。かなりアップで写るのでわかる人にはわかるはず!

・ハイパースペース・トラッキング
レジスタンス側も全く関知していなかったファースト・オーダーが開発した新技術でハイパースペース追跡できるのがハイパースペース・トラッキングだ。実はこの言葉、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』でジンがパスワードを解くのにしゃべっていた言葉の中の1つに出てくるのだ。

TEXT:タワーレコードtower+編集部

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