〈Days of Delight〉プロモーション・ビデオ

東京・南青山にある岡本太郎記念館の館長であり、話題の〈太陽の塔再生プロジェクト〉の総合プロデューサーも務める空間メディア・プロデューサー、平野暁臣。彼をプロデューサーに迎えたタワーレコード発のジャズ・レーベル〈Days of Delight〉(デイズ・オブ・ディライト)がローンチした。

ジャズ愛好家である平野氏は、特にスリー・ブラインド・マイスやイースト・ウィンド作品をはじめとする、70年代初頭の日本産ジャズに心酔。そのパワフルでオリジナルなサウンドへの強いリスペクトを元に、本レーベルを始動したという。〈Days of Delight〉は日本ジャズの新たなプラットフォームとして、そうした当時の音源に改めてスポットを当てること、それと同時にこれからの新しいジャズの在り方を追求することをテーマとしている。

土岐英史が10月17日(水)にリリースする最新作『Black Eyes』ダイジェスト映像

第1弾作品は2枚同時リリース! 日野皓正をはじめとするジャズ・ミュージシャンとのセッションや、山下達郎のバック・メンバーとしても知られるレジェンダリーなサックス・プレーヤー、土岐英史の最新アルバム『Black Eyes』。そして、レーベル発足のきっかけともなった70年代前半の名演を集めたコンピレーション・アルバム『Days of Delight Compilation Album -疾走-』の2タイトルが、10月17日(水)にリリースされる。

(左から)土岐英史『Black Eyes』、コンピ『Days of Delight Compilation Album -疾走-』ジャケット写真

Mikikiでは〈Days of Delight〉ローンチを記念した特集記事も準備中なので、楽しみにお待ちいただきたい。

 


わきたつエネルギー。ゆたかなアイデア。ほとばしる情熱。たぎる野心。

1970年代、日本のジャズは独創のステージに立っていました。

時代の熱気のなかで突然変異のように生まれた独特の空気感。音。

それは黒人のジャズとも白人のジャズとも、それまでのジャズとも違うものでした。

あの時代に溢れていた、熱量と冒険心、荒削りな疾走感で、

ふたたびリスナーを魅惑のグルーヴに誘いたい。

あのころの精神を受け継ぎながらも、ノスタルジーを超えて

新たな創造のステージをひらきたい。

目指しているのは新しい日本ジャズのプラットフォームです。

この思いを込めて「歓喜の日々」=“Days of Delight"と名づけました。

創造への気概から生まれる熱いサウンドをお届けします。

平野暁臣(Days of Delight ファウンダー/プロデューサー)

 


平野暁臣/Akiomi Hirano

空間メディアプロデューサー/岡本太郎記念館館長。

大阪万博で岡本太郎が創設した現代芸術研究所を主宰し、イベントやディスプレイなど“空間メディア”の領域で多彩なプロデュース活動を行う。セビリア万博日本館、リスボン万博日本館、川崎市岡本太郎美術館、六本木ヒルズアリーナ、ダボス会議ジャパンナイト、ジャナドリヤ祭日本館、「明日の神話」再生プロジェクト、岡本太郎生誕百年事業「TARO100祭」など、話題になった数々のプロジェクトを手がけ、直近では先頃公開されて大きな話題になっている「太陽の塔」再生プロジェクトを率いた。

そして重度のジャズマニア。レコードだけでなくライヴにも年間100本近く足を運ぶほどのマニアで、ジャズ愛が嵩じて今回ついにレーベルをスタートさせることになる。

・現代芸術研究所
・岡本太郎記念館 オフィシャルサイト