
井上陽介がニューアルバム『Walking Alone』を2025年6月26日(木)にリリースする。
日本のジャズの新たなプラットフォームとして優れた作品を多数リリースしているDays of Delight。ファウンダー&プロデューサーを平野暁臣が務めるレーベルが、ジャズベースのマエストロ・井上陽介によるソロプレイ集『Walking Alone』を発表する。

『Walking Alone』は、井上がベース1本で挑んだキャリア初のソロプレイ集。ジャズのスタンダードはもとより、スティーヴィー・ワンダーからエリック・サティにいたるジャンルを超えた多彩な曲を、瑞々しい音色と豊かな表現力で紡いでいく。収録したのは東京・南青山の岡本太郎のアトリエで、コントラバスならではの深く芳醇な音色と、静と動のダイナミズムを感じられる音楽を楽しめる作品になったそうだ。
レーベルのYouTubeチャンネルでは本作のトレーラー動画が公開されている。
平野のコメントは次のとおり。
日本屈指のジャズベーシストである井上陽介を純度100%でキャプチャーした作品です。持ち味である滋味深い音色と多彩な表現が縦横に編まれた「ベース表現のショーケース」とでもいうべき内容になりました。表現力の重層的な彩りと濃縮された“旨み成分”が伝えてくれるコントラバスの魅力をどうぞお楽しみください。
Days of Delightが届けるベースソロアルバムという挑戦的な意欲作『Walking Alone』。ぜひ手に入れてほしい1枚だ。
RELEASE INFORMATION

リリース日:2025年6月26日(木)
品番:DOD-055
価格:2,750円(税込)
TRACKLIST
1. All Blues
2. Giant Steps
3. Summertime
4. Confirmation
5. Imagine
6. Gymnopedies No. 1
7. 無伴奏チェロ組曲第1番プレリュード
8. I Wish
9. Magic Touch
10. 遠州つばめ返し
11. Softly as in a Morning Sunrise
12. Sunflower
13. Things Ain’t What They Used to Be
(2025年4月15日 東京録音)
■演奏者
井上陽介 bass
PROFILE: 井上陽介
ベース奏者。1964年、大阪生まれ。大阪音楽大学在学中よりプロとしてのキャリアをスタートさせ、上京後に日野元彦、佐藤允彦らのグループを経て1991年に米ニューヨークへ。ロイ・ハーグローヴはじめ一線のミュージシャンたちと共演を重ねる一方で、ハンク・ジョーンズ率いるグレート・ジャズ・トリオに迎えられて作品を残すなど現地の最前線でジャズと向き合う。2004年に活動拠点を日本に移してからは多くのトッププレイヤーから引っ張りだこのファーストコールとして活躍。渡辺香津美、大西順子ら日本ジャズ界最高峰のミュージシャンから厚い信頼を得るとともにSuperfly、JUJU、佐藤竹善などポップスフィールドのビッグネームをも積極的にサポート。トップベーシストとして日本ジャズ界を牽引している。1997年のデビュー作『Speak Up』から2024年の『One Step Beyond』までリーダーアルバムは11作を数え、2025年にはキャリア初のソロプレイ集『Walking Alone』を〈Days of Delight〉からリリース。
■Days of Delight
公式サイト:https://www.dod-jp.com/
YouTube:https://www.youtube.com/@daysofdelight6986/videos