シンガーソング・トラックメイカー/マルチ・クリエイターの田島ハルコがニュー・アルバム『聖聖聖聖』を10月3日(水)にリリースする。
今年1月にリリースしたEP『miracle controller』以来の新作で、アルバムとしては2017年の『はるこにうむ』から約1年半ぶりとなる『聖聖聖聖』。リリースは田島自身のレーベル=harucoriumから。ちなみに、アルバム・タイトルの読みは〈ひじりひじりひじりひじり〉で、通称〈セイント・フォー〉とのこと。
そのキャッチコピーは……
人類のワックな所業を56億7千万年後から嘆くlilブッダ(a.k.a弥勒)に成り代わり、ニューウェーブ・ギャルかつ都市型の巫女である田島ハルコが、(自らを含む)愚かな人類に伝えるメッセージソング13曲。
という壮大で宗教的で黙示録的(?)なもの。果たしてどんな音楽なのか……。
そんな本作の世界観をバッチリ表現した強烈なアートワークは、いま注目を集めている気鋭の現代美術家、あめのいちによるもの(先日紹介した、田島も参加しているDANGBOORURECORDのコンピレーションのアートワークも彼女が手掛けている)。
また、本作について田島は〈田島ハルコのPVを109の街頭ビジョンで流し、さらにアルバム全曲のPVを作る〉という目的のもとでクラウド・ファンディングを募った。その結果、見事566,055円を集め、目標金額の377パーセント(!)を達成。その資金を使い、東京・渋谷の109メンズ館の大型街頭ビジョンにてアルバム収録曲“奇跡コントローラー”のビデオを放映する。具体的な放映日時などは田島ハルコのツイッターなどで順次発表されるとのこと。
なお、〈アルバム全曲のPVを作る〉というプロジェクトも同時進行中で、田島みずからが撮影・編集する。どんな映像作品が観られるのか、いまから楽しみにしたい(「NYLON JAPAN」でのブログも必読!)。