Young Juvenile Youth 『DIALOGUE』 リミックスで分かる、原曲の余白の重要さ

2019.07.25

3か月連続配信で発表された楽曲に、新たに3曲のリミックスを加えて数量限定の12インチでリリース(しかもアニエスベーとのコラボ)。ロンドンの若手プロデューサー、ベン・カーンによる“Sugar Spike”のリミックスは、ヴォーカルのリズムすらエディットすることで、無機質のなかにこもった静かな熱を再度無機質に変換。折坂悠太“平成”も手掛けたビートメイカー、Ramzaによる“Darkroom”のリミックスは、原曲のソリッドさはそのままに、より冷たく、なのにチル度もアップした不思議な仕上がりに。そして原曲も手掛けたjemapurの“Darkroom”は、素材をミンチにしてまったく新しい料理を再構築している。いずれも原曲がこれだけ余白を残しているからこそ成し得るわけで、改めて原曲のパワーを思い知らされる。

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