ご存知ダブ・コロッサスのニュー・アルバムは、これまでの〈ダブ×エチオ・ジャズ〉な基本路線を押さえつつ、さらに食指を伸ばしてアラブ中央アジア音楽にも接近。また、ジョセフ・コットンジャマイカの歌い手を招いた曲も目立ち、ファン層の裾野を広げるであろう出来映えだ。トリッピーかつトリッキーに変化/展開していく演奏と、それを束ねるニック・ペイジのエディット力には舌を巻くばかり。

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