JAY'EDとのコラボ作、ZORNとの楽曲~ジョイント・ツアーを経て、この夏にはNORIKIYOとの共作『New Drug』を発表と、次なる動きに向けての模索が続いたAKLO。メジャーから発表した『OUTSIDE THE FRAME』以来3年半ぶりとなる自身の4作目は、環境も新たにふたたびBACHLOGICの全プロデュースで制作の一枚に。華美なテイストを排し、全体にギアを落としたトラックを中心とするも、確かなラップ力はここでも健在かつタイト。ラッパーとして名を上げる以前の姿を現在に引き付けて耳を引くラインに落とし込む“All The Way”や、“Addicted”のようなメロウなトラックに合わせた柔らかなフロウも然り。これまでになく肩の力の抜けた作風で新たなフェイズに向かう一作だ。