サンディエゴ発のポスト・ハードコアを掲げる4人組バンドのセカンド・アルバムは、激ハイトーンなシャウトを織り込みつつ、歌心に長けたメロディー重視のアプローチに磨きをかけた内容となっている。エレクトロやアコギなども効果的にアレンジに採り入れ、サウンドの幅を広げながらダイナミズムに富んだ曲調にはバンドの成長が刻まれているかのよう。次作にもさらなる期待がかかる一枚だ。