順調にキャリアを築いてきたロジックがラッパーとしての引退を宣言してラスト・アルバムをリリース。表題が示す通りデビュー作『Under Pressure』の続編的な作りで、ノー・IDがエグゼクティヴ・プロデュースを担当している。ラストとはいえ湿っぽさはなく冒頭から清々しささえ感じさせ、前作から一転して客演はナシでロジックの独演で構成。アウトキャストやピンプ・Cらの名曲を随所で引用したソウルフルなサンプリング・サウンドがエモさを増幅させており、これまでの路線を踏襲しながらキャリアを総括した雰囲気もある。“A2Z”では誕生したばかりの息子であるリトル・ボビーも登場。また、影響を受けた先人としてカニエ・ウェストやRZAらと共にNujabesの名を挙げて敬意を表すシーンもあり。