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そんな凄腕の演奏家であり、替えのきかない独自のスタイルでそれぞれの世界を持つプレイヤーが集まっているのが、このKatsina Sessionである(ちなみに、〈Katsina(カチナ)〉とはネイティヴ・アメリカンのホピ族が信仰する超自然的な精霊のこと)。活動のタイミングは不定期ではあるものの、これまでにYasei Collectiveとの共演や元Dragon AshのATSUSHIとのコラボレーションなど、意欲的なライブ・パフォーマンスをしてきた。

2020年にも12月のビルボードライブ大阪公演など、数度ライブを行っている。下に掲載したのは柏倉がTwitterにアップした動画で、Katsina Sessionの演奏の一端をうかがい知れるだろう。

Katsina Sessionの演奏はその場でのセッション、つまり即興演奏をベースにしているようだ。だからこそ、Katsina Sessionの演奏は毎回異なる表情を見せる。その音楽は観るたびに生き物のように変化しているはずで、どの瞬間を切り取っても同じであることがない。これも、4人が無数のセッションを経験してきた辣腕であり、瞬発力と発想力を持ったプレイヤーだからこそなせることだ。

それぞれのフィールドで培ってきた音をステージ上で激しくぶつけあい、その場限りの化学反応を起こすKatsina Session。実力派4人の音に飲み込まれる感覚を、ぜひビルボードライブ横浜で体験してほしい。

 


LIVE INFORMATION
Katsina Session
「オカチな街」

2021年3月12日(金)ビルボードライブ横浜
1stステージ:開場 17:00/開演 18:00
2ndステージ:開場 20:00/開演 21:00
サービスエリア:6,500円
カジュアルエリア:6,500円(1ドリンク付き)
※ご飲食代は別途ご精算となります
★詳細はこちら

■メンバー
タブゾンビ(SOIL&"PIMP"SESSIONS/トランペット)
日向秀和(ストレイテナー、Nothing’s Carved in Stone/ベース)
伊澤一葉(the HIATUS、東京事変、あっぱ/ピアノ)
柏倉隆史(toe、the HIATUS/ドラムス)

※本公演は新型コロナウイルス感染症対策用の座席レイアウトを使用し、公演を実施いたします
※ご来場前に必ず〈営業再開時の新型コロナウイルス感染症対策について〉内の〈お客様へご協力のお願い〉をご確認ください