結成20周年のアニヴァーサリー・イヤーに届いた通算9作目。疾走感のあるギター・ロックでフェス・シーンを駆け抜けた2000年代のベボベと、3ピースとなり、ソリッドかつファンキーなアンサンブルを磨き上げた2010年代のベボベ、その両方を高次元で融合させ、さらに更新したような堂々たる仕上がりだ。valkneeのラップをフィーチャーした“生活PRISM”も楽しいが、関根がヴォーカルを務める“HAPPY NEW YEAR”が嬉しい。