フュージョン〜AORファンにとっては黄金時代とも言える70年代後半から80年代のUS西海岸サウンドをオマージュしたような新ユニットが、全編インストで送るファースト・アルバム。その首謀者はヤング・ガン・シルバー・フォックスでも人気のショーン・リーと、タルクやインコグニートでも知られたトロンボーン奏者/アレンジャーのニコル・トムソンである。デビュー作ながら、2人のヴェテランによる職人技が光る傑作だ。