一発録りによるベーシック・トラックの録音から、歌を含むその後のダビングまでをステージ上で行った〈レコーディング・ライヴ〉を音源化。選曲は各年代から万遍なく選ばれ、臨場感のある演奏と構築的な作業によって、初期曲“恋はかけあし”をはじめとした全8曲が2020年代仕様に着地している。新曲の“Shadow”はミニマルかつグルーヴィーなアンサンブルがミツメらしく、後半にかけての盛り上がりはライヴ感も十分。